●馬王2.9→3.0の新機能・変更点

新馬券(馬単・三連複)に対応
払い戻し成績表示、オッズ表示、予想カスタマイズ、分析などすべての機能において、馬単・三連複に対応いたしました。

IPATに対応
2003年より開始されたインターネットPAT投票（IPAT）に対応いたしました。従来のモデムを使ったPATと同様に、オッズ・馬体重・結果取得から自動投票まで可能です。
なお、Windows95用のPAT for Windown95には今回より正式対応いたしませんのでご了承ください。(動作ｊは従来どおり可能と思いますが、開発環境でPAT95の動作確認ができないための正式対応から除外いたしました)

出馬表馬順ソート機能
出馬表を馬番順、馬名順、オッズ順、タイム指数順など、クリック１回で自由に並べなおすことができます。

自動運転で土日以外の開催日に対応
土日以外の開催日や、土日の非開催日を設定できるようにしましたので、変則開催時の自動運転も可能になりました。

馬柱の地方競馬成績の読み込み
JRA-VANデータに含まれる地方競馬に出走したときの成績を読み込めるようにしました。これにより、過去５走以内に地方競馬出走が含まれるときに表示されるようになりました。また、従来は前走が地方競馬のとき、休養感覚の計算対象から無視されていたのが、反映されるようになったため、タイム指数の計算がより現実に即したものとなっています。

開催中止の場合の自動データ削除機能
雪などで開催中止になり、出馬再投票で新しい出馬データをダウンロードしてメンテナンスしようとしたとき、従来は手動操作で開催中止レースの削除をしなければなりませんでした。馬王3.0ではこのような場合、開催中止を自動判定して中止レースを自動削除するようになりました。

Club A-PATの投票データ読み込み
PAT会員用WebサービスであるClub　A-PATの投票内容照会ページを投票記録に読み込めます。この機能をつかえば、携帯のIPATで購入したようなときも、馬王で投票記録を管理することができます。雪

マクロ計算式の登録機能
カスタマイズで多用される長い式を、あらかじめ短い語句として登録しておくことが可能になりました。
例： 馬1.馬券評価順位*10000+馬2.馬券評価順位*100+馬3.馬券評価順位 → 三連複パターン

●馬王2.5→2.9の新機能・変更点

PAT95/98に対応
PATの設定方法が変わりましたので、あらためてPATの設定をやりなおしてください。
新しい方式は、メインのPATと、サブのPAT(お持ちであれば)の２つだけを設定するようになっています。
なお、Windows3.1用のPAT for Winには今回より対応いたしませんのでご了承ください。

PATの切り替え機能
PAT加入者登録番号ごとにPATの残りベット数や残高を管理して、推奨馬券の自動投票にベット数や残高が不足しているときに、自動でサブのPATに切り替えることができます。(PATの設定でおこないます)

ワイドの推奨馬券をサポートします
予想カスタマイズの「連勝・ワイドﾞの設定」でワイド馬券の条件とパターンを指定すればOKです。あとは、PATリモートの自動運転設定で、ワイド金額式を設定する必要があります。
なお、PAT98以外でのワイドの投票は投票時点ではねられます。

推奨馬券ズームウインドウ
現在の表示レースの推奨馬券を、別ウインドウで大きく表示することができます。
予想(Y)-推奨馬券ズーム(Z)で表示のON/OFFが切り替えられます。

JRA-VANデータの管理方法が変わりました
馬王2.9では、メンテナンスの済んだJRA-VANデータファイル名をすべてデータベースに記録し、記録にないデータファイルだけを更新するようになっています。
それにともない、旧バックアップフォルダは廃止となりました。
メンテナンス設定で指定するのはデータフォルダのみです。ダウンロードしたJRA-VANデータはすべてデータフォルダにコピーしておけば、そのなかから必要なデータだけをメンテナンスします。
なお[メンテナンス済ファイルリスト一覧]ボタンででメンテナンス済みファイルの一覧を参照、削除できます。

JRA-VANデータのダウンロード方法が変わりました
ファイルメンテナンスの仕様が一部変更になりましたので、ファイルメンテナンス設定をもういちどやりなおしてください。
大きな変更点としては、馬王2.9からは秀Termのスクリプトによるダウンロードはサポートしません。
そのかわり、[指定検索フォルダ]から下の階層のフォルダをふくめてJRA-VANデータを検索し、見つかったデータファイルをデータフォルダにコピーするという選択肢が追加されています。
これは、Becky!やEudoraなどダウンロードファイルを決められた場所に格納するメールソフトをお使いの場合に便利な機能です。
馬メールについては従来どおりです。また、JVMAILXの場合は、新しい選択肢として「外部アプリケーションの起動」を用意しましたので、コマンド欄にJVMAILXのフルパス名(例： C:\Program Filers\Bao25\jvmailx.exe -a)と書いてください。-aは自動で終了させるJVMAILXのオプションスイッチです。

マクロキーワードの変更
複数のPATを自動切り替えで使用する必要から、新たに「残高」というマクロキーワードが使えます。「投票限度額」は現在リモート中のPATの残高、「残高」はメインPATとサブPATの残高の合計です。
また、「ワイドオッズ」「連勝オッズ」「枠連オッズ」というマクロキーワードが連勝・ワイドの条件式や金額式のなかで使えます。なお、「連勝オッズ」マクロの展開方法は、連勝オッズデータの格納方法が変わったため従来のものとは同一ではありません。「連勝全オッズ」という元のフィールドから独自の計算式で取り出している方はご注意ください。

携帯電話から留守の馬王がわかる「My馬券ページ」機能
不在のまま自動投票をさせるときに、馬王がリアルタイムに投票馬券の内容と結果を記したホームページを作成し、ユーザー自身のホームページエリアに転送する機能です。
My馬券ページにインターネットでアクセスすれば、外にいても、いまどれだけの馬券を買っているのか、収支はどうなのか、などがわかります。iモード以外でも、au、ツーカー、J-PHONEなどインターネットホームページが閲覧できる携帯電話ならOKです。